小学校で、まるい形だけで作るぬいぐるみワークショップを開催しました

ここで二度目のワークショップで、今回のコンセプトは、制約のあるなかで、いかに工夫するかということと、細部の調整を繰り返して、よりイメージしたものに近づけるかという、デザイン思考的なことが伝わればと思い、内容を決めました。
具体的には、丸い形と、丸を半分に切った形だけを使って、いかに表現できるかを考えてもらうものです。
調整を繰り返すことでイメージに近づけることを経験してもらえば良いから、結果はあまり重要には思ってなかったんですけど、出来てきたものが、とても面白くて、ウサギやクマなどは想定内で、それぞれ可愛く出来たんですけど、カメはノーマークだったし、アノマロカリスなんて全く想像していませんでした。
確かに、部品の形の制約を課したけど、平面上に配置しろとは言ってないし、クリエイティブの世界は、ダメって言われてないことはOKだと思うので、この反逆的発想にはやられました。(*^-^*)
ほかにも、丸の形と半丸だけだと、女の子が好きなリボンは難しことを織り込んでルールを決めたのに、リボンを作ってた子もいたし、人は表現したいと思ったら、なんとかするもんだなあ、って感心です。

昨年参加してくれた子が、それ以来手芸に興味を持って、ずいぶんと上手に縫えるようになってたり、完成作品と一緒に撮った参加してくれた子たちの、ステキな笑顔の記念写真を見ながら、ニタニタしていましだ。(＾◇＾)


左　「まるの大きさと配置を変えるだけで、ネズミにもクマにも見えます」という、プレゼンテーションからスタートしました。
右　ちょっと置き方や、部品の大きさを変えるだけで、ずいぶんと雰囲気が変わることを、知ってもらうためのうスライド。



左　事前に、どういうものが出てくるかの予想に、カメはありませんでした。裏切られるのは楽しいです。
中　リボンを作りにくいルールにしたつもりが、あっさり。
右　色の工夫もステキです。




配置を考えて工夫しています。




夢中になって製作中。




左　ボンドが大活躍です。
中　予想外のカメ。スバラシイ。
右　着ているTシャツとコーディネイトできそうな、キレイな色のクマ。




左　ふくろう。この子は、熱中して2つ作っていました。
中　女子力なクマさん。
右　アノマロカリス。今回最大のサプライズかも。(*^-^*)