ここでいう「デザイン」とは、何かのモノの色や形のことではなく、「こんなワークショップになるといいなあ」というような、ワークショップのすがたのことで、ボクは、「こんなワークショップになるといいなあ」と、考えています。
洋服作りや、ぬいぐるみ作りをしている人の、参加動機や習熟度を分けてみると、だいたい下の図のようになると感じています。
作るものの難しさや、かかる時間と、作る人の技術力とは、本来は関係ありませんが、実際には、おおむね比例関係になると思います。
参加動機については、事前にわかることはあまりないし、同じ人でも、参加動機が変化することもあるようです。
そこで、その4つのグループに、それぞれ名前をつけてみると ・・・・・・
あらかじめ、たて軸の完成までにかけられる時間と、参加する人の技術がどのくらいかは、あるていど分かるし、それらは急に変わったりはしないので、様々な条件を考えながら、作る題材は決めています。
でも、よこ軸のほうは、どんなものを作るかとはほとんど無関係なので、こちらは臨機応変にしています。
当日に何を作るか以外のテーマを設けて、最初にプレゼンテーションをすることもありますが、作るもの以外のテーマは考えないことのほうがが多くて、これは、作る人にとって、長すぎるプレゼンテーションの時間は、あまり意味がないことが理由です。
どのような動機で参加するかは、それぞれの参加する人の自由ですけど、個人的には、何か新たに発見してもらえることがあると嬉しいです。
もっとも、急に難しい立体化の理論の話なんかを始めても、きっとウザいだけなので、図の位置をちょっとだけ右にもっていくように心掛けています。