やまむらやぬいぐるみ店｜フェルトのヘビの作り方

１．材料はこんな感じです。
※【どう１下】の部品がA４用紙に入り切らず、分割して掲載しています。同じ番号と合印を重ねて使用してください。
※【舌】の部品は写真にはありませんが、型紙はあります。。
２．【くび１】と【どう２下】の⑪〜⑫、【くび２】と【どう２上】の⑪〜⑮を縫い合せます。<
３．【どう１上】と【どう１下】に目の刺繍をします。
※黒いフェルトを重ねてから刺繍し、まわりを切り落としましたました。ほかの方法でも大丈夫です。
４．【どう１上】と、【くび２】と【どう２上】を縫い合わせた部品の⑩〜⑯〜⑨〜⑧〜⑤を縫い合せます。
５．【どう１下】と、【くび１】と【どう２下　】を縫い合わせた部品の②〜⑰〜③〜④〜⑤を縫い合せます。
※綿を入れる部分を縫い残してください。
６．４で組み合わせた部品と、５で組み合わせた部品の①〜⑦〜⑥〜⑤〜⑭〜⑪〜⑱を縫い合わせます。
７．【くち】の黄色い線の部分に、カッターやハサミで切り込みを入れます。
８．【舌】を【くち】に差し込み、裏から糸で固定します。
９．８を正面から見たところ。
１０．６で組み合わせた部品と、８で組み合わせた部品の①〜②〜⑱〜⑩を縫い合わせます。
１１．縫い残してある所から綿をつめ、残りを縫い合わせて完成です。

ヘビの型紙のつくり方が、洋服の型紙つくりとの共通点も多く、簡単ではないけど面白い構造になったので、まとめてみました。
この型紙は、「下描き」「分割」「幅の修正」「切り開く」「たたむ」「部品をつなげる」という単純な工程だけでつくることができ、でき上がると、シンプルな型紙になるけど、この単純な工程が、積み重ねるとなかなか単純ではない作業になりました。

１．下描き
３つの部品に分けて下描きをします。１は横から見たところ、２も横からですが、つなぎの部品なので必ずしも必要ではなく、３は上から見たところです。
もっと首を長くしたり、シッポのグルグルを増やしたりもできます。
２．２、分割～幅の修正
それそれの中心（黒の点線）で分割して、内側（赤）と外側（青）の幅を増やします。これは、円の直径と、2分の円周との長さの違いによるもので（図４）、幅を計算で導くこともできますが、テキトウに増やしました。
３．切り開く・たたむ
分割して幅を修正した縫い合わせる線は、互いの長さが違うので修正します。１と２は、黒の点線の長さになるように、青は「切り開く」、赤は「たたむ」、３は、赤の線の長さに合うように青の線を「切り開く」。
４．しっぽを曲げる（切り開く・たたむ）
しっぱの先が上に曲がるように、2種類の部品３の、下にくる部品を「切り開く」、上にくる部品を「たたむ」
５．部品をつなげる
図のように胴体（部品２、３）に対して、顔（部品１）が右を向くようにつなげていますが、他の向きでも大丈夫です。