HOME型紙&作り方リアル動物ぬいぐるみシリーズ > フェルトのイモリの作り方

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夏休みの工作

フェルトのイモリa
フェルトのイモリb
フェルトのイモリc
フェルトのイモリd
フェルトのイモリe
フェルトのイモリf
フェルトのイモリg
フェルトのイモリh
この「イモリ」は、小学4年生のKさんにつくっていただきました。

最初のきっかけは、「『ヤモリ』の型紙を『イモリ』に改造できませんか」という問い合わせでした。
写真の彼女(小学4年生)から、夏休みの工作に「『イモリ』のぬいぐるみをつくりたい」というリクエストがあり、お母さまが「やまむらやぬいぐるみ店」のホームページを見つけ、メールをいただきました。

その後、いろいろやりとりがあり、ふとした思いつきから、「型紙をつくったら、ホームページに載せるぬいぐるみをつくっていただけませんか」と、ボクからお願いしたところ、快諾いただき、本人もやる気になってくれている様子。
ちなみに、ぬいぐるみは、二人(母娘)ともつくった経験はなかったそうで、リアルイモリは飼っていて、なので、イモリの形に対する観察は細やか。

で、一度、型紙をつくり、制作してもらったところ、「ここをこうしたほうがより良いのでは」と「ダメ出し(丁寧な表現での問い合わせでしたが・・・(^^;;)」があり、型紙を小修正して、結局彼女、2匹つくることになりました。

イモリのことは、さすがにボクよりも彼女のほうが、日頃から観察していて詳しいよなあ。
ぬいぐるみをつくるのは初めてなのに、よくがんばったし、2匹目はさらに上達していました。

最初のメールからはかなり予想外の展開になりましたが、こういう共同制作はボクも楽しかったし、彼女にとって、よい夏休みになっていたなら、とても嬉しいです。

完成作品

作り方

その後

「イモリのぬいぐるみ制作の壁新聞ができました」と、写真を送ってくれました。
つくり出してきた過程を思い出し、読んでいて楽しかったのですが、「自分で観察して、作品をより良くしようとしているところがいいなあ」、と壁新聞から文章をひろってみました。

これ、モノつくりの本質だと思う。

1.ヤモリを作ってみる
比べるために、ヤモリの型紙を使って、ヤモリのぬいぐるみをつくりました。
練習をして「糸を計に通す」→「玉結び」→「なみぬい」→「玉止め」が出来るようになりました。
はじめてのさいほうでしたが、なんとかヤモリができました。

2.イモリのとくちょうを伝える
家にいる4匹のイモリを観察しながら、1でつくったヤモリのぬいぐるみをどうしたらイモリにできるか考えて、イモリの写真をつけて、次の点を山村さんに伝えました。

5.さらに改良点を発見
とちゅうまで作って、尻尾の上の部分にもビラビラした部分があったほうがイモリらしいことに気づき、下のしっぽ(びらびら)バーツを黒の布でもうひとつ切って、しっぽの上にもさらにつけたらどうかと、山村さんに相談しました。

で、感想に、「私はぬいものがうまくなりたいので『やまむらやぬいぐるみ店』の他のぬいぐるみももっと作ってみたいと思いました」とあったので、「オリジナルの型紙にも挑戦してみてください」とメールで返信して、一連のプロジェクトが完了。

いやはや、よい出会いでした。